こんやまいもどる

やまいもの日記

『ビジネスモデル・ジェネレーション』(1章)

転職活動をしていたとき、ビジネスのことをもっと知らないとなぁと思った。

けど、ビジネスのことってどうやったら学べるんだ?というのが素朴な疑問。 よく巷だとビジネスモデルが云々と言われるけど、なんかバズワードというか、意識高い系()が使う意味のない横文字のように思えて、具体的にどういうことなのかがよく分からなかった。

そんな中、手にとってみたのが『ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書』

出だしは意識高い系の臭いのするかなり胡散臭いものだったけど、「1章 キャンバス」の内容はとても面白かった。

定義:ビジネスモデル
ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの。
(『ビジネスモデル・ジェネレーション』より引用)

これだけ読んでもよく分からないけど、「ビジネス」を一つの価値提供するためのシステムと考えると、とても分かりやすいと思った。

Webのシステムがよく3層アーキテクチャのように捉えられるように、ビジネスを9つのモジュールから捉えるという考えをこの章では示している(とエンジニアの自分には読めた)。 それぞれのモジュールにどのようなものを配置するかを考えて1つの大きなシステムを構築し、それがビジネスになると。 こういった共通の見方が提示されると、それぞれのビジネスモデルが具体的なものとして「見える化」されるので、とても分かりやすそう。

2章ではパターンを取り上げるようで、そういうところもデザインパターンに通じる部分がありそうで、設計の話なんだと理解するとすんなりと入ってくると思った。

ではまた明日。