こんやまいもどる

やまいもの日記

スクラムガイドを読み解いてみよう #5

今日はこの勉強会に参加:

スクラムマスターについての部分を読み進めたのだけど、スクラムマスター大変だなw

少し議論になってたのが、スクラムマスターが組織に対してどのような支援を行うかという部分で、「組織へのスクラムの導入を指導・コーチする」「組織へのスクラムの導入方法を計画する」というのが挙げられてたけど、そういうことができないとスクラムマスターじゃないの?っていう話があった。

思ったのは、「役割」としてのスクラムマスターと、「職種」としてのスクラムマスターが混同されてるんじゃないかな、ということ。

本来はスクラムマスターってチーム内での「役割」だと思うんだけど、だとすると上記の仕事はそもそもおかしい。 チームがないところに役割もないわけだから。

ただ、それが「職種」になると話は別で、チームがなくても職種は存在するので、その場合は上記のような仕事も必要になってくるのかな、と。 (それはアジャイルコーチでは?という話もある)

まぁ、本来は「役割」であるのが理想だとは思うけど、スクラムマスターはスクラムに関する専門性が必要になってくるので、それを専門にやる「職種」に自然となってくるのかも。

ところで、これまでスクラムやってなかったところが「スクラムやるぞ」ってなると、部長や課長がプロダクトオーナー、リーダーがスクラムマスター、他メンバが開発チームってなることが多いと思っていて(他の現場のことは知らないけど、前職ではそうだった。もっとも、スクラムとは名ばかりのものだったけど)、パワーバランスがフラットじゃないことが多いと思う。 それをフラットにするためにも「役割」という言葉が使われてると思うんだけど、実際にはそれだけだとなかなかうまくいかないのかな。 外部からスクラムマスターを調達してくれば、そのあたりのパワーバランスが改善されるような気がするので(上の人って内部からの声は聞かないけど外部からの声は聞くと思ってる)、そういう意味でも「職種」であった方がいいのかもしれない。

ではまた明日。