こんやまいもどる

やまいもの日記

コンピュータによる言葉の意味理解

FGO5周年で情報がいろいろ出てきて、楽しい一日だった。 アルトリア・キャスター、引けるかな・・・

それはさておき、Facebook経由で面白そうな動画が紹介されてたので、見てみた。 内容は、コンピュータによる言葉の意味理解に成功したよ、という主張。

ブログもざっと眺めてみたんだけど、かなり楽観的だなぁというのが自分の印象。 まぁ、出来たもん勝ちというか、これで実際に面白いモノが出来てくればそれはそれで面白いので、どうなるのか見守っていきたい。

とりあえず現時点での自分の感想は以下のツイートのような感じ:

1. シンボルグラウンディング問題、解決してないよね

2. ウィトゲンシュタインの「言語ゲーム」とか考えた方がいいかも

3. 表象を作るのはコストが高い


一応、自分の考えを書いておくと、方向が逆なんだろうなと思ってる。 何を言ってるかというと、言語から内部世界を作るんじゃなくて、内部世界から言語を獲得するようにしないといけないんだろうなということ。

名前がなくてもモノはそこに存在するんよね。 そこから恣意的に切り取ることで、(不完全な写像として)言語が現れてくる。

なので、インタフェースとして言語を第一にするのは、筋が悪いんじゃないかなぁと。 どうしても「知性」というと言語と結びつけてしまうけど。

以下も参照:

オブジェクトと身体の間でやり取りされるされるものは、「言葉」ではなく「身体の感覚」でないといけないという意味での、「身体性」の必要性

この部分ね。

ではまた明日。